2月23日「日本基督教団」説明会

今年(2018年)2月23日、「クリスチャントゥデイ問題」についての説明会(日本基督教団・統一原理問題全国連絡会主催)が開催されたので、参加した。

その際の模様を短く報告する。

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(当日の質疑応答の様子::http://クリスチャン新聞.com/?p=19187
前に座っている右プロジェクター側から順に
日本基督教団・齋藤篤牧師、小海基牧師、豊田通信牧師の各氏。

説明会当日の「おおまかな経緯」はキリスト新聞・松谷信司氏のツイッターで述べられている。

「松ちゃんのブログ」(投稿順は下の方から):https://yaplog.jp/shinkichi1109/archive/3266

そこで、このブログでは、松谷氏の報告では「わからない」部分を指摘しておく。

最大の問題は「脱会者と称する女性の証言ビデオ」である。


【説明会中継】「証言者」Aさんによる2時間超の映像を30分に短縮して放映。
本人が特定されないようモザイク処理。大学3年時、
21歳で声をかけられダビデ張氏と関わりのあるグループで伝道活動に励んでいた。
数年後に「牧師」という称号が与えられた。 #クリスチャントゥデイ
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証言ビデオは、会場の前のプロジェクターに放映された(上の写真の右側)。

その面はモザイク処理が施されており、だれが出演しているかわからない「趣向」であった。



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(写真はイメージ)

いくらモザイクになっていても明らかに分かるのは、3人の牧師らしき男性「比較的大柄」であり、その3人の男性が取り囲むように、1人の女性の「証言者」に質問をしているという構図であった。

背景は「木質の壁」だと思われる色調で、どこかの教会かとも思われた。

おそらく3人は説明会の主催者「日本基督教団・統一原理問題全国連絡会」のメンバーであると思われる。
ちなみに声は変えられておらず、出演していた「3人の牧師」が誰かは、明らかにわかった。

ちなみにこの説明会に参加していた日本基督教団の臼田宣弘牧師はブログで、このインタビューで聞いていた「3人の牧師」のうち2人が、
 日本基督教団牧師 小海基
 日本基督教団牧師 清水与志雄
の二人だったと明かした(2018年7月14日時点)。

非常に気になったのは、女性の証言者の発言に対して、聞いている3人の質問の仕方が明らかな「誘導尋問」ないし「印象操作」であったことだ。

記憶を頼りに再現するとこうなる(録音は禁じられていたので、メモによる)。

(1)
女性の声:「洗礼を受けなかったんです。」
男性の声:「へー、洗礼もなかったの!!!」
(2)
女性の声:「部屋は兄弟部屋・姉妹部屋に分かれていて」
男性の声:「そういうの統一協会では『タコ部屋』って言うんだよね~。」
(3)
女性の声:「クリスチャントゥデイにも行ったことがあります。」
男性の声:「クリスチャントゥデイって神保町の???」

このうち(3)の「神保町の?」というのは明らかに「質問者の誘導」である何よりの証拠と思われる。

聞き手は(3)のような男性の返答を女性の証言だと思ってしまうであろう。現に、この動画を中継していた松谷氏のツイートも、女性の証言として聞き間違って「神保町」だとしてツイートしてしまっている。

【説明会中継】神保町に事務所があった当時、クリスチャントゥデイで働いた。
毎日何本も記事を書かされていた。「取材先で教会を聞かれた時に答えられるよう
違う教会に行っているという記者の話は聞いた」#クリスチャントゥデイ
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ちなみにクリスチャントゥデイは「神田」を転々とした形跡はあるが、「神田神保町」に過去一度も住所を構えたことはない

創業当時からの住所の変遷:
東京都文京区本郷2-26-8 ワカナビル3階 (2002~2003)
東京都新宿区山吹町352-22 グローサユウ新宿3階(2003~2004)
東京都渋谷区神泉町18-8 SHOTOビル204号(2004~2005)
東京都千代田区神田小川町3-5-2 たちばなやビル5階(2005~2006)
東京都中央区銀座4-5-1 教文館ビル6階(2006年12月:万代氏のオフィス)
東京都千代田区西神田2-7-6 川合ビル2階(2007)
東京都千代田区神田淡路町2-5 小川ビル3階(2007~2009)
東京都千代田区神田多町2-5 東銀神田ビル(2009~2014年4月)
東京都千代田区岩本町2-13-6 ミツボシ第3ビル4階(2014年4月~現在)
(以上、クリスチャントゥデイに確認し、ネットの情報を一部訂正した。)

いかに「誘導された質問」が聞き手に影響を与えてしまうか、という例であり、実際に議論が誘導されていたことを示す証拠の一つであろう。

ビデオ放映が終わると、質疑応答にうつった。

の質疑の中で、当時「ビデオ証言者」の女性と同じ教会に所属していたBさん(現在「あいのひかり教団」に所属)が挙手して、次のように強く反論した。

【説明会中継】あいのひかり教団信者「私は証言VTRのAさんと同じ時期に働いていたが、
良い思い出しかない。彼女は誤解しているのではないか」
矢田社長「異端的な信仰を持ったことはない。
所属する淀橋教会の峯野先生が証ししてくださる」#クリスチャントゥデイ
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このBさんの反論は「質疑ではない」として退けられて、
説明会は終わった。

私たちは、すぐ隣にある「東京あいのひかり教会」に移って、「再検討会」を行った。
日本基督教団の「説明会」では「決して聞くことなどできなかった背景」を、詳しく聞くことができた。
また後日、今回の説明会についての「質問状」の返答もいただいた。

再検討会の様子はこちら:https://sinsochristiantoday.exblog.jp/26853035/
「質問状」の回答はこちら:https://sinsochristiantoday.exblog.jp/26965307/

ちなみに、当日、「日本基督教団」からの「配布資料」には、「元信者による手記」が掲載されていた。
しかし、「証言ビデオ」には「ダビデ張=再臨のキリスト」という証言は「なかった」ように記憶している。

証言ビデオになかった発言が、なぜこの「手記」に記載がされているのか、これこそが「謎」であろう。

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(上から順に「5」「6」「7」頁)。
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元信者による手記

ダビデ牧師が支配するカルト教会(通称共同体)について私が経験したことを思い出せる範囲で書こうと思います。
私がその共同体に行くようになったのは大阪駅で韓国人宣教師に伝道されたことがきっかけでした。始めは私もクリスチャンで教会に行っているので行けないと断りましたが、主日礼拝だけでは なく毎日聖書の勉強会を行っており、他の教会に通いながらその勉強会に通っている人もいる、聖書の勉強会の日時は私に合わせることができると聞き、敷居の低さ、自由さを感じました。(後から 考えると私が行った時点で他の教会に通いながら聖書の勉強会に毎日来ている人はいませんでし た。ダビデ牧師はよく嘘も知恵だと言っていました。)
前々からもっと聖書の勉強がしたいと思っていた私は、毎日聖書の勉強会を行っているなんて、なんて素晴らしい教会なのだろうと徐々に興味を持ち始め、聖書の勉強会だけならという約束を交わ し別れました。それから、数日後、そこに行くと韓国人の伝道師と通訳担当の宣教師の二人が待っていました。約1時間ほどの講義で、講義自体が分かりやすかったのもありますが、何より宣教師 2人が私のためだけに時間を作り、一生懸命講義してくれている姿に感動して、その共同体に好意 を持ち始めたのを覚えています。
次の約束をする際、聖書の勉強は毎日することが大事だと教えられ、単純な私は言われる通り可能な限り毎日その共同体に通うようになりました。
それからだんだん、他の信者や宣教師とも親しくなり、食事なども一緒にとるようになりました。 宣教師たちは新しく来た私に対して明らかに特別な関心と興味を持ち接しました。心の奥底に寂しさを持ち、関心が欲しかった私はその餌にまんまと引っかかってしまったのだと思います。
一か月ほど通った頃に特別な御言葉を講義すると告げられました。記憶が定かではないのですが、その講義は3回程あったと思います。その講義を聞くと暗にダビデ牧師が再臨の主であるということが理解できるものでした。講義を聞き終わった後、「ダビデ牧師は誰だと思う?」と質問され、「再臨のイエス様?」と答えると伝道師や宣教師は満面の笑みを見せ、「あなたもわかったのね」と 言いました。
その時に、この御言葉(再臨の主であるダビデ牧師にしか解き明かせない新しい御言葉)を聞ける のはクリスチャンの中でも選ばれた存在であるとも言っていました。間違った選民意識は自分は特 別なのだという優越感をもたらしました。また、必ず全ての人が後からこの共同体に入るようにな るとも言っていました。なので、その共同体から逃げると今、せっかく始めに呼ばれたのに後にな ることになると教わり、その共同体から離れる恐怖心なども植え付けられたのだと思います。
それから、とんとん拍子に洗礼にあたる堅信式をというものを行うことになりました。 それは、水の洗礼よりもっと次元の高い御言葉(新しい御言葉)による洗礼だと教わりました。
余談になりますが、共同体には「けんしん」が二種類あり、先ほど記載した「堅信」はチチェ(肢体:一般的に兄弟姉妹と呼ぶもの)になることを言い、その先にもう一つある「献信」は、それを受けることで幹事や牧師としてもっと深く共同体の働きに関わらせられるというものでした。二つ目の献信をするころには完全にマインドコントロールされているので、強制も何もその共同体で働 くことが自分の意志によるものだと思い、自然と受け入れていました。
上記の通り、ダビデ牧師を通して得られる聖書の解釈を“新しい御言葉”と呼んでとても敬っていました。伝道師たちもダビデ牧師の語った御言葉をもとに主日礼拝のメッセージや講義を行っていました。
聖書以外に何か聖典があるなど目に見える異端要素はないのですが、信者のほぼすべてがダビデ牧師を主として崇める偶像信仰を持っていたのは間違いありません。(とても稀なケースですが、主人はダビデ牧師が再臨の主だと理解を求められていることにすら全く気が付いていなかったようです。)ダビデ牧師の御心に叶うことを信者は第一目標としていたので、ダビデ牧師に認めらるために愛が動機ではない、競争に近い信仰生活(御言葉の勉強や伝道)をしていました。全ての韓国人宣教師ではないのですが、一部の宣教師の中にはずば抜けて認められたい願望が強い人がいて、 御言葉で信者を責め立て伝道を強いていました。私も共同体を出てから数年、その影響から聖書を読むと神様に責められているように感じ、恐怖で聖書が開けませんでした。
また、自分の考えや意見をいうと不信仰だと言われ、ダビデ牧師が決めたルール(例えば朝礼拝に 1秒でも遅れたら朝断食、主日礼拝に1秒でも遅れたらその礼拝での恵は受け取れないなど)は絶対に正しいものでした。
また、金銭に関しての考え方もおかしく御国のために借金をすることは天の帳面(呼び方ははっきり覚えてません)に名前が書き記されるとても名誉のあることだと教わりました。周りの宣教師や 日本人信者たちが限度まで借金をしている姿を見せられていることもあり、自分もしなくてはという責任感が沸いてきて借金をすることになんの躊躇もありませんでした。また、伝道や諸事情で電車に乗る際、電車賃がなく無賃乗車を繰り返していました。それも神の御国のためだと言われ全く罪悪感なく行っていました。そのころ善悪の判断が完全にマヒしていたと思います。
日常の生活は初代教会をモデルにしていると言われ、すべてのものが共有であり、家も兄弟部屋と姉妹部屋に分かれ、日本人信者と韓国人宣教師の5~6人で寝泊まりしていました。あのころは、すべてが共有だったので、無賃乗車には罪悪感を感じないのに、一人で缶ジュース一本買うのには罪悪感を感じていました。
使役と呼ばれる働く場所についてですが、教会、ベレコム、クリスチャントゥデイの3つがありました。使役場所の移動もすべてダビデ牧師の一存で命令されれば NOとは言えませんでした。私がクリスチャントゥデイにいたのは数か月程だったと思いますが、その間一切給料は支払われませんでした。会社自体の収入はバナー広告の掲載料でしたが、それも微々たるもので、会社の家賃や経 費は高柳社長(当時)が工面していたのだと思います。共同体では自分たち以外の教会を既存の教会と呼び、クリスチャントゥデイは共同体と既存の教会をつなげる役割があると言うようなことを 言っていたような記憶があります。
現在、私は色々な方の助けを得て、平和な日常生活を送っていますが、共同体にいた頃は毎日が辛くて苦しくて疲れていました。自分の心を大切にできないような場所に居ればしんどくて当然なのに、その頃はそう感じてしまう自分を不信仰だと自分自身を責めていま した。本当に逃げ場のない日々でした。
共同体から出てすぐの頃は、教会も神様もクリスチャンも怖い存在でしたし、共同体で一緒に生活していた人が自殺する夢を見て飛び起きたり、とにかく精神的に不安定でした。私にとってカルト教会を一言で言うなら、それは「心を殺す場所」です。
共同体で出会った人たちは本当に心が優しくでも傷と痛みと寂しさを持っている人たちでした。その人たちは何も悪くないのに認められたくて愛されたくて一生懸命になればなるほど自分の心を 壊していく、表向きには神様の教会だと言っているその場所でそのような現状があることに心が悲しくて悲しくてただただ悲しいです。
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#장재형 #クリスチャントゥデイ


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by sinso_christianto | 2018-07-14 11:15 | 資料集(クリスチャントゥデイ裁判) | Comments(0)