「再臨主論争」の情報源、精査に直⾯(1)(翻訳)


9⽉23⽇と10⽉7⽇付のクリスチャン新聞が報じた⽶キリスト教雑誌クリスチャニティ・トゥデイの「再臨主論争」に関する記事(https://sinsochristiantoday.exblog.jp/26959644/)について、同じく同問題を取り上げた⽶クリスチャン・ポスト(CP)の8⽉17⽇付の記事(⼀部修正・省略あり)を紹介する。


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クリスチャニティ・トゥデイが、アジアで⼗年前にあった張在享⽒に関する「再臨主論争」を報じたことをきっかけに、張⽒と同⽒の設⽴したオリベット⼤学が、⽶国と韓国の福⾳主義キリスト教指導者らの注⽬を集めている。これまで、張⽒の信仰に対して問題を提起した主張は、すべて虚偽として却下された。

韓国基督教総連合会(韓基総)は、張⽒の統⼀協会前歴疑惑について、2度も無嫌疑と決議した。また、韓基総は、2度にわたって提起された再臨主疑惑についても無嫌疑と決議した。この主張は、韓基総の異端似⾮対策委員会の元副委員⻑で韓国の福⾳主義キリスト教界では信⽤のない崔三更⽒によって作り出されたものだ。

韓基総はクリスチャン・ポストに送った声明の中で、「クリスチャニティ・トゥデイが異端の主張を聞き、世界中で福⾳主義の指導者らの団体を攻撃していることに驚愕を禁じえなかったし、⼼が痛む」とし、「異端を捏造し、異端であると宣⾔された崔⽒が、クリスチャニティ・トゥデイの情報源として他の団体や個⼈に異端のレッテルを貼るために使われていることは、道理に外れている」と述べた。

韓基総によると、崔⽒は異端似⾮対策委員会に所属していた当時、福⾳主義のキリスト教指導者と教会を無分別に異端として⾮難した。崔⽒は異端対策調査の名⽬で複数の教会に⾦品を要求し、実際に受け取っていた。

張⽒が設⽴した韓国クリスチャントゥデイの調査によると、崔⽒に⾦品を渡すことを拒んだ複数の教会は異端だと認定された。また、崔⽒については、解放の神学を実践する戦闘的な左翼団体「都市産業宣教」に所属していた前歴が明らかになっている。

ライフウェイ・クリスチャン・リソースがニューメキシコ州サンタフェにある約2100エーカーのグロリエッタ・カンファレンス・センターをオリベット⼤学に売買することを決定したことが、今回⽶国で再び論争が引き起こされた背景にある。この物件の売買条件として、神学的互換性の検証が⾏われていた。クリスチャニティ・トゥデイは、この検証作業中にオリベット⼤学とその設⽴者の張⽒に対するいわゆる「再臨主論争」を報じたのだ。

クリスチャニティ・トゥデイは記事の中で、張⽒をアジアと⽶国の福⾳主義キリスト教界で次第に影響⼒をもちつつある⼈物として紹介し、「オリベット・ムーブメント」の関係者の中に張⽒を再臨主だと信じる⼈がいると主張する匿名の証⼈が数⼈いると報じた。再臨主という単語は異端⽤語で、統⼀協会で⽤いられており、キリストの⼗字架の死は失敗で、再臨主がイエスの始めた働きを完成する必要があるとする教理を前提とした⾔葉だ。

クリスチャンポストは、オリベット⼤学と関連があるという理由でその主張の中に組み⼊れられている。張⽒とクリスチャンポストとの間に直接の関わりがあるとは述べられていない。クリスチャンポストを創⽴したのは、オリベット⼤学の他、カリフォルニア⼤学バークレー校や他のカリフォルニア州の⼤学⽣クリスチャンらだ。

これに対し、クリスチャニティ・トゥデイの記事で⾔及されたオリベット⼤学のリーダーらと福⾳主義のキリスト教団体は、記事の情報源の信頼性に疑問を提起している。

⽶南部バプテスト連盟派遣宣教師として30年以上奉仕し、現在オリベット⼤学の総⻑とクリスチャンポストの会⻑を務めるウィリアム·ワグナー⽒は、以下のように語った。

「オリベット⼤学に来てほしいと初めて要請を受けたときは、⼤学の神学的妥当性に対して懸念をもち、広範な研究を⾏った。当時オリベット⼤学に対して批判的であったインターネット上の記事は全て読んだ。⾹港に直接訪ねて⾏って、調査委員会の⼈々に会いもした。私は、異端あるいは誤った神学をもったところと関係を結ばないことを確実にしたかった。⾃分で詳細な研究を進めた後、オリベット⼤学の⽬的が世界宣教にあり、彼らは宣教的で福⾳主義的であり、救い主であられるキリスト・イエスへの深い愛を持っていると、私は⼗分に確信した。このような確信があったため、オリベット⼤学のリーダーを過去数年間良い感情で務めることができたし、良い感情でオリベット⼤学に関係した他のグループとも共に働くことができた」

世界福⾳同盟(WEA)の最⾼経営責任者、ジェフ・タニクリフ⽒は次のような声明を出した。

「私はWEAの会員であるオリベット⼤学と過去7年間近く働いて、彼らの福⾳主義が正統であると全⾯的に⽀持すると、躊躇せずに(unreservedly)⾔いたい。これに加え、張⽒が神学的に正統であることを表明する。私は張⽒と過去数年間、何度もお互いの神学を議論し、多くの時間を共にしたが、これにより彼のキリストに向けた深い献⾝と聖書の福⾳主義的な理解に疑問をもったことがない」と明らかにした。

ニューヨーク神学校の校⻑でオリベット⼤学教授、ニューヨーク・インマヌエル・コミュニティ教会主任牧師のポール・ディブリス⽒は、次のように語った。

「少数の⼈々が⽂鮮明と張⽒を混同して、張⽒が⾃分を再臨主だと主張しているかのように混乱したようだ。(外国から⾒れば)おそらく全ての韓国⼈は同じようなものに⾒えるかもしれない。しかし、そのような考えは偏狭な排外主義(jingoism)であり、良くないジャーナリズムだ。なぜケン・スミス⽒(今回の記事のために雇われたブロガー)は、これほどの無知をプロパガンダすることに没頭しているのだろうか︖」

クリスチャンポストの編集主幹で⽶南部バプテスト連盟宗教・倫理と⾃由委員会委員⻑のリチャード・ランド⽒は、クリスチャニティ・トゥデイの記事について以下のように述べた。

「クリスチャンポストのリーダーたちとの出会いを通じて、私は彼らが情熱をもった忠実なキリストの弟⼦であり、新しいメディアを⽤いて、福⾳を新しい世代に伝えようとしていることを知った。そして、クリスチャン・ポストとの関係をもった期間中に私が経験したのは、彼らのキリスト教的、福⾳主義的な⼤宣教命令への情熱を確認する肯定的なものだけだった」

ランド⽒は、「影響⼒のある北⽶ニュースメディアであるクリスチャンポストが、もし⽶国で最⼤のプロテスタント教団である南部バプテスト連盟と協⼒をしないということがあれば、おかしいではないか。それは実におかしい戦略になるだろう」と述べ、クリスチャンポストが南部バプテスト連盟の指導者らのうち数⼈と、顧問やコラムニストとしての関係を通して緊密に協⼒していることを明かした。

アジアで広範な疑惑のある情報源を引⽤したクリスチャニティ・トゥデイ

福⾳主義キリスト教界の指導者らを中⼼に、クリスチャニティ・トゥデイの記事については、公に⼊⼿できるにもかかわらず⽋落している情報があるとの指摘や、情報源となった証⾔に対しても疑問視する⾒⽅がある。記事に⽋落している情報として、情報源の悪質なカルト性、異端信仰、政治的動機や市場占有の動機、主要な情報源となっている証⼈の主張に対する家族の反論などがある。

「彼⼥が証⾔したものはすべて偽りだった」

クリスチャニティ・トゥデイの記事のほとんどは、マ・リー(Ma Li)という⼈物の主張の引⽤だ。中国イエス⻘年会(YD)の元メンバーだと主張した彼⼥は、張⽒を「再臨主」と信じる教えを受けたと主張した。

YDのスポークスマンであるレイチェル・チェン(Rachel Cheung)⽒は、クリスチャンポストに対する声明の中でこれに応答し、リー⽒の主張が「全くの嘘だ」と述べた。⾹港で実施されたYDについての調査の中でリー⽒は、⾃⾝がYDの元メンバーで、⼗字架が失敗で、張⽒がイエスの使命を完成する「再臨主」だと他のYDメンバーが信じていたと主張した。リー⽒の主張に対し、元夫のシャンハオ・ヤン(Shuang Hao Yang)⽒は、「彼⼥が⾔ったことはすべて嘘だ」と話した。

ヤン⽒は証⾔の中で、リー⽒がYDのメンバーであったと嘘をついていると指摘した。ヤン⽒は、「明確に、マはYDのメンバーではなかった」と述べた。クリスチャンポストも、リー⽒が⼀度もYDのメンバーになったことがないことを確認した。ヤン⽒の証⾔によると、上海で通っていた家庭教会から受けた教えは、⾹港の調査委員会における彼⼥の証⾔を⽴証するものではないという。ヤン⽒は、「私は彼⼥の家の教会に通っていた。そこでは誰かを『再臨主』とするような教えはなかった。その教会で私は、神の⾝元に来るために、私たち罪⼈はイエスの⼗字架による贖いを通してのみ、罪を清められることができると教えられた。それならば、どうして私たちが⼗字架を失敗だということができるだろうか︖」と述べた。

チェン⽒によると、過酸化⽔素⽔を飲むことで罪を清めるという中国の異端、シオン教会の元核⼼メンバーの楊⼦聰⽒が、リー⽒に対してYDに敵対する証⾔をするよう教唆したという。YDによると、楊⽒は同異端グループの宗教指導者のボディーガードを務めており、リー⽒が上海の家の教会に通っているときに接触したという。

チェン⽒は、楊⽒がリー⽒を説得し、YDについて「⾃分が元メンバーであり、その集いが統⼀協会と類似している」という偽りの証⾔をさせたと述べた。ヤン⽒の証⾔によると、リー⽒は⾃分の通っていた家の教会に対して苦い思いを抱いており、解決されていない「憎しみ」の故にいまの⾔動に⾄ったという。また、チェン⽒の指摘によると、楊⽒による⾮難は、張⽒を⾮難する⼭⾕真という名の⽇本のブロガーの情報が元となっているという。⼭⾕真の資料の多くが楊⽒のブログ上で中国語に翻訳されている。

⾹港と中国のYDメンバーらの証⾔によると、楊⽒はYDを異端に仕⽴て上げるためにどんなことでもしたという。楊⽒は、YDを破壊するための動きの⼀部として、資料を捏造し、偽りの証⼈を⽴てたという。ヤン⽒は、「私が⼼配しているのは、彼⼥が悪い⽬的を持った⼈々に利⽤され、もっと⼤きな被害を受けないかということだ。神の強い御⼿が彼⼥を導き、彼⼥の傷ついた⼼を癒やし、彼⼥を利⽤した⼈々が彼⼥を放っておくよう祈ることしかできない」と述べた。

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(マー・リーの元夫・ヤン・シャンハオ氏の署名入りの証言書)


これに加え、ある情報筋によると、楊⽒によるYDへの攻撃は、ゴスペルヘラルドを破壊しようとするより⼤きな企てだとわかった。ゴスペルヘラルドは⾹港における最⼤のキリスト教の新聞社で、YDのメンバーも雇⽤しているという。情報筋は、楊⽒が国際グレートコミッション・センター会⻑の王永信⽒から資料の提供を受けていると話した。王⽒は中国家庭教会の熱烈な⽀持者で、ゴスペルヘラルド名誉顧問を務めていたが、中国政府の拘束を受けている三⾃愛国教会が開催した聖書展⽰会をゴスペルヘラルドが記事として取り上げた後、ゴスペルヘラルドとの関係を絶った。

チェン⽒は、楊⽒が⼭⾕真のブログ資料を利⽤し、YDに対する⾮難を誇⼤化させたと述べた。楊⽒が複製した資料は、韓基総の異端似⾮対策委員会元副委員⻑の崔⽒と連携した韓国の荒野の声新聞によって繰り返し印刷、配布された。崔⽒は、韓国で張⽒に対する調査を主導した⼈物だ。荒野の声新聞が報じた情報は、韓国クリスチャントゥデイが荒野の声新聞を告訴して勝訴し、虚偽だと明らかになった。

荒野の声新聞が出版した⾹港調査団の声明は、イエス⻘年会が「(1)イエスが初めに地に来たことは失敗で(2)彼らの牧師が『再臨主』もしくは『再臨のキリスト』という統⼀協会に類似した教理を教えていたという強い可能性を排除することができなかった」というものだ。

韓国の裁判所は、荒野の声新聞に対し、「ある個⼈(張⽒)が『ダビデアン』団体らを⽀配しているという主張、またそれらの団体が張⽒を『再臨のキリスト』だと信じているという主張」が名誉毀損罪に当たるとし、有罪判決が下った。裁判所は、荒野の声新聞がその主張を出版することによって、それらの団体に危害を加えることを意図したと指摘した。

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(韓国におけるトゥルソリ(荒野の声)新聞「刑事裁判」の判決文)

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主文
被告人を罰金100万ウォンに処する。
被告人が上の罰金を納入しない場合、金50,000ウォンを一日に換算した期間、被告人を労役場に留置する。
上の罰金に相当する金額の仮納を命じる。

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(「トゥルソリ(荒野の声)新聞」刑事事件判決の日本語訳:
日本の「クリスチャントゥデイ裁判」でも証拠提出されている)


この判決により、荒野の声新聞の発⾏⼈には罰⾦もしくは懲役が課せられた。韓国クリスチャントゥデイ(韓国の宗教新聞の中で読者数が最も多い)は現在、荒野の声新聞の他、同紙と同様の主張を掲載した複数のメディアに対する⺠事訴訟を準備している。韓国クリスチャントゥデイの弁護⼠は、数百万ドルの損害賠償を要する被害だと予想しているという。

⼭⾕真︓「サイバーテロリスト」のブロガー

クリスチャニティ・トゥデイは記事の⼀部として⽇本で救世軍に勤務する⼭⾕真という⼈物にもインタビューを⾏った。⼭⾕⽒は、⽇本クリスチャントゥデイを⾮難するブログを運営している。⽇本クリスチャントゥデイ記者の井⼿北⽃⽒は⾃⾝のブログで、⼭⾕⽒が張⽒だけでなく、海外から⽇本を訪れた宣教師らもブログを使って⾮難する「サイバーテロリスト」として悪名⾼く知られていると述べた。クリスチャニティ・トゥデイによると、⼭⾕⽒は⽇本語で書かれた⼀連の聖書講義ノートを持っているという。⼭⾕⽒は、K⽒の両親を通してノートのことを知るようになったと述べている。K⽒の両親は、息⼦に対して教会を離れるよう説得した後、息⼦の⾏⽅がわからなくなったと話したという。

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(山谷真少佐)

ノートの所有者として名乗り出ているK⽒は、⾃⾝の個⼈ブログ「ムネの⽇記」で⼀連の出来事について説明している。K⽒は、⼭⾕⽒がブログで⾏っている主張が間違ったもので、再臨主の問題は⼭⾕⽒によって捏造されたと述べている。K⽒によると、⼭⾕⽒は、「K⽒が張⽒を再臨のキリストだと信じている」と⾮難したが、K⽒は強くこれを否定した。K⽒は、⼭⾕⽒への回答として、救いはイエス・キリストによるものであることを信じ、ナザレのイエスが来られることを待ち望んでいるという⾃らの信仰告⽩を掲載している。

K⽒が明確にイエス・キリストを信じる信仰を表明し、張⽒を再臨のキリストと信じていないと否定したにもかかわらず、⼭⾕⽒は、K⽒の信仰告⽩が嘘だと主張した。K⽒によると、⼭⾕⽒はK⽒に対し、執拗に張⽒を再臨のキリストと信じると認めるよう圧⼒をかけたという。K⽒は、「私はナザレのイエス・キリストだけを信じると明確に告⽩したが、⼭⾕⽒は私の告⽩を受け⼊れようとしなかった」とクリスチャンポストに語った。

2008年5⽉28⽇付のブログ投稿の中でK⽒は、⼭⾕⽒がK⽒の両親に対し、息⼦がカルト団体に属していると語ったと述べている。同じ投稿の中でK⽒は、⼭⾕⽒とその加担者は親⼼を利⽤し、誤解を植えつけ、教会を攻撃するための道具として使ったと語っている。K⽒は、「⾃分をクリスチャンだと告⽩する⼈物が、親と⼦の関係を引き裂こうとするなど、信じがたいことだ。これはエゴイスティックで恐ろしい⾏為だ」と書いている。K⽒は、両親が⼭⾕⽒によって変わってしまい、⼭⾕⽒の側に付くようになったとブログで述べている。

⼭⾕⽒はまた、⽇本クリスチャントゥデイも張⽒を再臨のキリストだと信じていると主張している。井⼿⽒によると、⽇本クリスチャントゥデイは、⼭⾕⽒にそのような中傷を⽌めるよう要求したが、⼭⾕⽒は拒否したという。そのため、⽇本クリスチャントゥデイは、この問題を⼭⾕⽒の上司にあたる救世軍の太⽥晴久⽒にもち出し、⼭⾕⽒による中傷を⽌めさせるよう依頼した。双⽅の⾔い分を聞いた後、太⽥⽒は⽇本クリスチャントゥデイがイエス・キリストを信じており、張⽒を再臨のキリストとして信じていないという信仰告⽩を公開すれば、⽇本クリスチャントゥデイが異端ではないとする⽂書を出すと同意した。

⽇本クリスチャントゥデイはその信仰告⽩を掲載し、太⽥⽒は「クリスチャントゥデイが張⽒を再臨のキリストとして信じる信仰を持っているのではないかという疑惑について、クリスチャントゥデイの信仰告⽩の発表により、そのような信仰がないことを確認し、この疑惑は解消したと理解した」とする⽂書を⽇本クリスチャントゥデイと共同で2007年6⽉27⽇に作成した。
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クリスチャントゥデイ・山谷牧師間問題の和解に向けた6.27会談の合意点について
太田晴久師、安原力の両名は、2007年6月27日、クリスチャントゥデイ・山谷真師論争の和解に向けた話し合い(6.27会談)を持ち、以下の点について合意した。
(1)太田師は、クリスチャントゥデイが張ダビデ牧師を再臨のキリストとして信じる信仰を持っているのではないかという疑惑について、クリスチャントゥデイの信仰告白の発表により、そのような信仰がないことを確認し、この疑惑は解消したと理解した。
(2)太田師は、クリスチャントゥデイが統一協会の関連団体であるという疑惑、及び、張ダビデ牧師の過去の問題については、現時点の資料・説明では判断できない。
(3)安原は山谷師及び太田氏が抱いている疑惑についてできる限り解消するように働きかける。太田師は、疑惑に対する説明が果たされれば、疑惑が解消すると理解しており、山谷師が作成したブログやその他の媒体を削除するように働きかける努力をする。
(4)太田師は、安原またはクリスチャントゥデイ側の説明によって理解した点については、山谷師も理解できるように働きかける。
(5)安原はクリスチャントゥデイ側に対して山谷師から求められてきた説明責任を果たすよう働きかけ、クリスチャントゥデイ関係者、説明責任のある者が、実名のブログを立ち上げ、太田安原会談開催などして、できる限りの努力で疑問に答えるようにさせる。
(6)クリスチャントゥデイが説明を行っている期間は、太田師、安原の両名は、それぞれブログ、2ch掲示板、その他公開の場において、互いに誹謗中傷しあうことのないように自粛させるよう、責任をもって働きかける。
(7)双方の和解について、最終的には、日本福音同盟理事長である峯野龍弘牧師など、キリスト教界で影響力があり、当事者の関連団体に属さない第3者を仲裁役に任命し、和解の会談を持って締めくくる。
(8)太田師、安原の両名は、今後も必要に応じて、互いに話し合う場を設け、双方和解に向けて努力をする。
(9)和解会談の内容については、双方の同意がない限り、外部に公表しない。
上記の点に間違いがないことを確認し、以下に署名した。
2007年6月27日(水)
太田晴久(本人自署)
安原 力(本人自署)
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(救世軍・太田晴久とクリスチャントゥデイ安原力による署名合意文書)


太⽥⽒が⽇本クリスチャントゥデイに対する疑惑を解消したにもかかわらず、⼭⾕⽒は⽇本クリスチャントゥデイへの中傷を継続した。井⼿⽒によると、⼭⾕⽒はさらに2ちゃんねるという匿名のヘイトスピーチの掲⽰板サイトに中傷を拡散させたという。⼭⾕⽒が畏友と呼ぶ協⼒者は、インターネット上で⽇本クリスチャントゥデイに対する中傷を⾏って⼭⾕⽒を助けているのかとの⽇本クリスチャントゥデイの質問に、⼤胆にも「それは俺がやった」と答えた。⽇本救世軍は、録⾳されたその通話を聞いた後、⼭⾕⽒の協⼒者を解雇し、追放した。

その後、福⾳主義のキリスト教メディア市場で⽇本クリスチャントゥデイと競合関係にあるクリスチャン新聞が、⼭⾕⽒と協働して組織的に⽇本クリスチャントゥデイに対する中傷を⾏っている事実が露⾒した。井⼿⽒によると、⽇本クリスチャントゥデイがインターネット版に加えて印刷版を始めた2004年から、クリスチャン新聞による中傷が始まったという。井⼿⽒は、それまで⽇本には福⾳主義の新聞がクリスチャン新聞しかなかったため、市場シェアを失うことを恐れたのではないかと述べた。2004年6⽉17⽇、クリスチャン新聞の根⽥祥⼀編集⻑の主導のもと、⽇本福⾳同盟(JEA)は張⽒に関する短い⽂書を配布した。この⽂書は、News N Joyという親北朝鮮性向の新聞の記事に基いていた。クリスチャンポストはこの⽂書を取得した。⽂書には、「韓国クリスチャントゥデイの常任理事である張在亨牧師が現在統⼀協会の核⼼メンバーである」と書かれていたが、これらの情報については、法廷と教団連合体の両⽅において虚偽であったことが確認されている。⽂書の最後には「クリスチャン新聞提供」と記されていた。

この⽂書にはJEAの公式レターヘッドが⽤いられていたが、厳密にJEAの公式⽂書だと認められるかどうかについては疑問が残る。井⼿⽒によると、この⽂書の配布については、事前にJEAの理事会で審議された事実がなく、JEAの規約に違反しているという。この⽂書を受け取ったJEAの会員教団らの⼀つが⽇本救世軍だった。⼭⾕⽒は⽇本救世軍からこの⽂書を受け取り、次の⽇にその内容を⾃⾝のウェブサイトに掲載した。⽇本クリスチャントゥデイは、JEAも根⽥⽒も、News N Joyの内容の真偽についてクリスチャントゥデイに問い合わせることがなかったと述べた。井⼿⽒は、根⽥⽒が稚拙な事実調査によって報道倫理を犯したと述べた。

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Christian Leaders from the WEA meet at the China
Christian Council headquarters in Shanghai in 2009.
(Photo: World Evangelical Alliance)

韓基総は、張⽒が統⼀協会とは無関係との調査結果を2度出したが、JEAは韓基総の調査結果を加盟教団に送付することはなかった。井⼿⽒によると、クリスチャン新聞と⼭⾕⽒は虚偽の報道に対する謝罪をいまだにしていないという。クリスチャニティ・トゥデイによると、⼭⾕⽒は韓基総の報告書を認めず、北京の海淀教会、韓国の⼤韓イエス教⻑⽼会(統合)、⼤韓イエス教⻑⽼会(⾼神)が張⽒に関連する団体と関係を切ったと主張した。しかし、クリスチャンポストが確認を取ったところ、これらの主張は虚偽で、いずれの関係も
断絶されたことはなかった。

井⼿⽒は、⼀連の事件の背景について、⽇本クリスチャントゥデイを攻撃するために、根⽥⽒と⼭⾕⽒が共謀していると説明した。井⼿⽒は、⽇本クリスチャントゥデイ、張⽒、そして他の福⾳主義のキリスト教団体を「⼀体」にするために、⼭⾕⽒が「ダビデアン」という差別⽤語を造語したと述べた。また、「根⽥⽒と⼭⾕⽒が『ダビデアン』として全てを⼀括りにした理由ですが、クリスチャン新聞は⽇本クリスチャントゥデイと競争してもかなわないため、異端疑惑を追求されている団体と⽇本クリスチャントゥデイを関連付けて攻撃しやすい状況に置こうとした」と語った。⼭⾕⽒は、名誉毀損のために裁判で提訴された。⽇本クリスチャントゥデイは、韓国での判決と同様になると予想している。韓国では、それらの団体を⼀括りにして異端教義を教えているとする主張が名誉毀損に当たるとの判決がすでに出ている。


「再臨主論争」の情報源、精査に直⾯
2012年10⽉7⽇00時20分
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#장재형 #クリスチャントゥデイ

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Commented by 山猫 at 2018-06-30 23:48 x
詳しい経緯のご説明ありがとうございます。クリスチャニティ・トゥデイという海外のキリスト教新聞大手も、このような情報操作に利用されているというのは問題ですね。世の中の新聞や団体がどうであっても、クリスチャンは「聖霊」にしたがって歩めないものなのでしょうか。。結局は、たとえクリスチャンであっても、「神の御心」より「自分の考え」が優先してしまうということが、すべての争いの原因なのかもしれませんね。。
Commented by sinso_christianto at 2018-07-01 22:01
私はあまり宗教的にものを考えないのであれなのですが、「思い込み」を排除したいですね。またいくら「怪しく」見える宗教でも、信仰している人はいます。また、いくら「危険だといわれる宗教」でもそれなりの敬意を払って対応すべきです。そのうえで、もし間違っているところがあっても、「ここを正してほしい」と敬意をもって進言するべきです。「怪しいから避ける」のではなく、法と証拠、この社会のルールに基づいて対応するのが基本である、と考えています。
by sinso_christianto | 2018-07-02 11:54 | 資料集(クリスチャントゥデイ裁判) | Comments(2)