乙第77号証(いわゆる「脱会者証言」とされるもの)

乙第77号証(いわゆる「脱会者証言」とされるもの)

クリスチャントゥデイ裁判において、被告となった救世軍Y少佐の提出した「脱会者証言」なるものをあげておく。

裁判では下記の理由で証拠として採用されていない。

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この証言が適切に得られたものか、それが問われると思われる。

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Y少佐編『クリスチャントゥデイ問題資料』(乙第84号証)56頁~58頁の「脱会者証言2」に相当。
「本文」の中で、伏字、一部が省略して収録されているものは、Y少佐の編集の通りとした。
裁判資料では人物名が明かされているところもある。
「◆◆◆_◆◆◆◆◆_◆◆◆◆◆@yahoo.co.jp」部分は裁判資料では具体的なあて先。


【乙第77号証】

From: ◆◆◆_◆◆◆◆◆_◆◆◆◆◆@yahoo.co.jp
Re: ACMについて
To: MY
2006年11月5日15:19:48JST

Y牧師さん

×さんと××のこと教えていただいてありがとうございました。それから、わたしは××といいます。やはり自分のことを隠しているのは良くないと思いますので。ただ、名前は他の人には出さないでいただけると助かります。

元メンバーさまが活動しておられた頃の××さんや××さんは、どのような様子だったのでしょう。やはり、長い時間の無報酬の労働、不十分な食物や睡眠といった状態にあったのでしょうか?

当時は2人とも大学生でした。ACMへ行くようになって、初めの内は聖書講義を受けるだけだったのですが、少しずつACMの仕事を任されていきます。そして、半年以上たった頃には生活の殆どがACM中心となっていました。2人は××におり、××××はありませんでしたので殆どの時間をACM内の仕事、伝道、祈り、講義に費やしていました。××は3,3,3という基準を立て伝道、祈り、講義に各3時間以上と決めていた時期もあり、その基準にACM内での仕事が加わりますから、平均の睡眠時間は4~5時間程度といったところです。また経済面では教会の維持費、××や海外への献金額ともに、とても学生に払える額ではありませんでしたが、その両方を数人で賄わなければならなかったので、食事は非常に質素なものでした。ただでもらえるパンの耳を皆で分けていた時もありました。今も当時と大差ないと思われますので非常に心配です。関連企業に関しましても給料などというものは存在しませんし、仮に会社に収入があったとしても全てACMを大きくするために献金させられるでしょう。

小生の手元にある聖書講義のフォトコピーを見ますと、毎日センターに通って、一回、多いと二回の講義を受けていますね。そして、裁きを逃れるために、この世から完全に分離して、「箱舟」に入ること。「実の福音」であるダビデ張牧師の御言葉こそが、箱舟の階層構造の第三段目にあたること。「実の福音」によって愛の共同体を成そうとするACMに入ることこそ、「箱舟に乗ること」である、などと教えられていますね。

はいそうです、わたしもそれを信じていました。ダビデ牧師の御言葉が「永遠の福音」でありわたしたちの共同体はノアの箱船と同じであると。愛の共同体である箱船を造り、当時のユダヤ人の不信によりイエス様の成す事が出来なかった天の御国を地上に造ること。それがわたしたちの目標であり、使命であると教えられました。

学業を放棄してしまう学生が大半である、ということは、親御さんとのトラブルの発生件数も、それなりに多いであろうと思われますが、どうでしょうか? 小生が今相談を受けているのは、息子さんが入信して牧師になっている御両親一組だけなのですが、その他にも、心配して探したりしておられる親御さんが存在するのでしょうか?

おそらくそのような親御さんは少ないと思います。なぜなら学業を放棄するといっても退学等ではなく、大学に行かないということです(ぎりぎり卒業出来る程度には行っていますが)。しかも、自分が今何をしているかというのは親には話しません。牧師さんも気づいておいでかと思いますが、知恵という名目で嘘を話します。また、大学を卒業しても関連企業に就職、インターンシップに行っていると言えば親は完全とまではいかなくても納得するのではないでしょうか。

海外のカルト監視サイト「リック・ロス」では、truthseeker777さん、susankim212さん、awokenさんといった方々が、内部告発に近い情報を上げていますね。そこで言われていることは、小生の手元にある資料の内容と完全に一致しているので、小生も、これまで抱いていた疑惑が確証に変わりつつある次第です。しかし、中央アフリカのsusankim212さんやawokenさんが「張ダビデ牧師がキリストだと教えられたし、また、そう信じている」と、はっきり告白しているのに対して、小生の手元の聖書講義の資料では、かぎりなくそれをほのめかすようなことは言われていても、「張ダビデ牧師がキリストだ」とは断言しないような教え方になっています。これは、国や教会や宣教師によって、教え方に違いがある、ということなのでしょうか? それとも、一対一の聖書講義で、受講生の反応の具合を見ながら、教え方を適度にコントロールしている、ということなのでしょうか? 元メンバー様は、ダビデ張牧師をキリストだとはっきり告白していたメンバーに、この日本でお会いになったことがありますか?

はっきりと告白している人はあまりいませんが、幹事以上のメンバーは皆ダビデ牧師がキリストだと確信していると思います。日本ではまずACMの御言葉がたとえの福音を全て解き明かした永遠の福音であることを確信させ、そして、再臨のキリストは永遠の福音を携えて来られるということを伝えます。つまり間接的に確信させようとしているのだと思われます。わたしが一度、ダビデ牧師はキリストなのかそれとも再臨されるイエス様の前の道を整える人なのかと質問したところ、今聞いている御言葉が答えですと言われました。それから教え方を適度にコントロールしているというのはあるでしょう。聖書講義の後に必ず感想を書かせられるのでそれを元に判断しているのではないでしょうか。

今、クリスチャントゥデイの編集長である「ムネ」という人が、Mysteryさんのブログに対する反論サイトを開いています。すでにご覧になったでしょうか?
http://only-jesus.blogspot.com/
それによると、当時の東京ソフィア教会には、異端から改宗して来た人が多かったので、異端の教えの誤りについて学習させるために、「時と時期」「新しいイスラエル」「キリストの系図」という講義が行われたのだ。つまり、それら三講義は、異端の教義を批判するのが趣旨であって、それを「ムネ」氏が、居眠りしながら聞いたために、勘違いしてしまって、正統な教えだと思い込んでしまったのだ。そういう反論の仕方をしています。
しかし、小生にはどうも、詭弁のように思えます。「時と時期」「新しいイスラエル」は、安マルダ牧師(当時宣教師)が講義していますし、「キリストの系図」は朴可永牧師(当時宣教師)が講義しています。「この講義は、異端の誤りを批判する講義である」というような断り書きは、ノートの中にも、その前後にも、どこにも書いてありません。ですから、小生は、これらは、ACMが奉じる奥義的な教義として教えられたものだ、と理解しています。
そもそも、一対一の聖書講義において、どうやって居眠りすることができるのか、という疑問があるわけですが、元メンバーさまは、「ムネ」さまの反論をどうお考えになりますか?

サイトの内容が見れないのですが、もう消されたのでしょうか? 山谷牧師さんの話からでしかお答えできないのですが、その3つの講義が異端の教義を批判する趣旨というのはありえません。なぜならその3つは堅信する前の最後の講義だからです。その講義でダビデ牧師とACMの使命を悟らせ、そしてチチェとなります。「ムネ」というのは××幹事(牧師)さんでしょうか?彼らは嘘をつくことになんとも思わなくなってしまったのでしょうか。もう嘘をついて欲しくありません。

小生も今、手元に『原理講論』を持っていて、聖書講義と読み比べていますが、「ノアが裸になったようにハムも裸になるべきだった」「日・月・星がヨセフにおじぎするようにイエスが来臨のキリストにおじぎする」「たとえの福音を解きあかすと永遠の福音になる」「太陽であるキリストが水である民をあたためると証人である雲が生じる」等々の教えは、『原理講論』の中に類似のものがありますね?

すみません、まだ原理講論は一部しか読んでないためその4つの部分が原理講論の中にあるかどうかは分かりません。わたしが見た中で類似していると思われたのは、「再臨のキリストは韓国から現れる」、「キリストが乗ってこられる雲とは永遠の福音を悟ったクリスチャンである」、「バプテスマのヨハネは自分の使命を果たさなかった為にイエス様は十字架にかけられるようになってしまった」等です。それから、これは統一教会で教えられているかどうかは分かりませんが、ACMでは今のクリスチャンはイエス様の時代の使命を悟っていないユダヤ人と一緒であるから自分たちが新しいイスラエル、クリスチャンだと教えられます。

ACMが「成婚式」を行っていた、ということですが、これはどのような内容のものなのでしょうか? ACMを辞めた××さんの話では、ACMでは、外の人とも中の人とも、恋愛は絶対禁止だと言われていたし、実際だれも恋愛していなかったのに、しかし、結婚している人たちがいる。では、いったいどうやって結婚にまで至るのか? 上からの指示で結婚するのか? という疑
問を抱いていたのだそうです。
統一教会の合同結婚式は、教祖である文鮮明氏自らが、結婚するカップルの組み合わせを決め、信者はその指示に従って結婚します。合同結婚式は、文氏が司式し、特別に調合された「聖酒」を飲み、その上で、いろいろなきまった仕草にのっとって聖婚の儀式をします。こうして結婚したカップルは、「原罪」から完全に救済されることになる、と信じられています。ACMの成婚式にも、「聖酒」や、きまった仕草や、あるいは「原罪」からの完全な救済といった意味付けが、あったのでしょうか? ぜひ詳しく教えていただければ幸いです。


わたしは成婚はしませんでしたので、詳しくは分かりません。知っているのは成婚した人が同じ場所に集まり式を挙げるというくらいです。ACMには非常に多くの秘密があり、自分がその場所に達するまで決して分かりませんので。逆に上の位の人には絶対に秘密は出来ないのですが。それから、わたしもそのACMを辞めた方と同じことを思ったことがあります。これはあくまで予測ですが、ACMの体質(恋愛の禁止、ダビデ牧師への絶対忠誠)、また出会って間もない人とでも結婚することを考えると、成婚はダビデ牧師の指示ではないかと思われます。実際にダビデ牧師の一言で今までの全てが変わるということは頻繁にありました。

××××さん(××さん?)については、カルト対策をしている××の牧師から。また、ACMを辞めた××さんから聞いて知っている程度です。それによると、××さんは××の大学に在学中に入信し、学業を途中で放棄して献身してしまい、先生が大変心配しておられるということ
です。小生の手元にある資料では、××さんは××年頃にダビデ張在亨氏から按手を受けて、牧師になっておられます。一時期、クリスチャントゥデイの記事を書いておられた、ということも、聞いております。また、××さんは、××××と結婚しておられる、ということです。


そうですか、××は良い先生に教わっていたのですね。××が結婚したのは知っています。ただ、それが自分の意思ではなく指示によるものではないかという不安が頭から離れません。××が結婚した後に電話が掛かってきたのですが、いろいろと難しいことがあると打ち明けてく
れました。そのような話をすることはACMでは決して出来ませんし、ACM外部の人であるわたしと話すことも禁じられているでしょうから、相当悩んでいたんだろうと思います。今はもう、これでよかったんだと思い込んでいるかもしれませんが。××さんはもう×年も連絡が取れませんが、××も決して自分からいいえは言うような人ではないので非常に心配です。×××××は間違いなくダビデ牧師の指示によるものでしょう。
最近、教会にも行き直し聖書の勉強をまた始めています。驚いたことにヨハネの黙示録の最後の章は新しいキリストの再臨ではなくイエス様の再臨なのですね、今まで知りませんでした。わたしは恥ずかしながら、ACMにいた頃は聖書の真理を知っているつもりでいました。しかし、本当は何も分かっていなかったのですね。山谷牧師さん、真に勝手なお願いですが××らの為にもお祈りお願いします。
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by sinso_christianto | 2018-06-29 15:16 | 資料集(クリスチャントゥデイ裁判) | Comments(0)