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クリスチャントゥデイ裁判 判決・関係資料

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2018年 06月 02日

2月23日「再検証連絡会」による「再検討会」の様子

友人のプロテスタントの牧師Uさんのブログに上げて頂いた、私の書いた「報告」をこちらにも上げておきます。
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今年2018年2月23日の、17時を過ぎたあたりから「東京あいのひかり教会」で「張在亨氏に関する声明報道等再検証連絡会」と「あいのひかり教団」の「再検討会」が「公開」で行われた。日本基督教団側の「非公開」の「説明会」の「直後」から、その会場であった本部会館ビルの中で、各人の口から「この内容について近くの東京あいのひかり教会で再検証をします!どうか参加してください!」と開催のアナウンスがなされた。

「再検証連絡会」の説明会の前提は、日本基督教団の説明会のスタンスとは全く逆を目指し、開会冒頭に「内容の全公開」を「再検証連絡会」の書記が次のように宣言した。
A:内容公開だからすべてを明らかにしてよい。
B:だれが参加してもよい。

従ってメディア関係者も何人か来ていた。

(1)張在亨氏に関する声明報道等再検証連絡会(主催者:現在は解散)
山本隆久氏(当会代表:日本基督教団牧師)
臼田宣弘氏(当会副代表:日本基督教団牧師)
溝田悟士氏(当会書記:博士(学術・広島大学))

(2)「あいのひかり教団」の出席者
尾形大地氏(あいのひかり教団代表・同教団牧師)
谷川健太郎氏(あのひかり教団オリベットセンターセンター長・同教団牧師)
全国の「あいのひかり教団」の牧師・関係者家族(その他20名程度)

(3)メディア関係者
矢田喬大氏(クリスチャントゥデイ:社長)
内田周作氏(クリスチャントゥデイ:当時編集補佐) 
根田祥一氏(クリスチャン新聞:編集顧問)
「ポン太郎」名義の氏名不詳氏(やや日刊カルト新聞)
http://dailycult.blogspot.jp/2018/02/blog-post_24.html
韓国クリスチャントゥデイ記者

(4)その他の出席者
大坂太郎氏(日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団牧師) 
清水与志雄氏(日本基督教団行田教会牧師)

証言をもとに構成すると、以上の通りになるが、40名弱くらいの参加者で、これ以外にも参加者はいたと思われる。
 キリスト新聞社長・松谷信司氏は日本基督教団主催の説明会の直後に、連絡会の書記が直接に誘ったものの、この説明会には来ようともしなかった。また日本基督教団の説明会で司会・進行を務めていた同教団の牧師・齋藤篤氏、小海基氏・豊田通信氏などは、誰も来なかった。彼らは、最初から来るつもりはなかったと思われる。

次に、代表がクリスチャントゥデイに対する「謝罪と告白」を読み上げた。「謝罪と告白」はクリスチャントゥデイに掲載されている。
http://www.christiantoday.co.jp/articles/25257/20180305/apology-and-confession.htm

冒頭から、当時のソフィア教会の状況を知っている谷川健太郎牧師が、東京ソフィア教会時代から繰り返された迫害について語り始めた。知らないうちにインターネットの匿名掲示板に身に覚えのないカキコミがどんどんと書かれ続けていき、それがもとで信者が疑心暗鬼になり、その結果、「東京ソフィア教会」が崩壊、解散のやむなきに至ったことを、非常に悲痛に、涙を流して切々と説明した。また、関係者によると「あいのひかり教団」はアメリカの南部バプテストの教授陣をもとにしたオリベット大学系列の教会であり、そこに谷川氏などが「(迫害の中を)拾われる」ことになったことで何とか生きのびてこれた、ということも説明があった。自らには全く身に覚えのないことがネットに積みあがってくる中で、地域の牧師会でカトリックの神父や他のプロテスタントの牧師たちのいるところでその席から追い出され、つらい体験ながら語られた(谷川氏は自分を「仲間外れ」にした韓国系牧師の具体的な名前も述べていた)。

このように谷川氏が話しているあいだじゅう、毎年「教団連絡会」に出席しつづけている清水与志雄氏が「何を言っても、クリスチャントゥデイとあいのひかりはカルトだ!どちらも一体だ!お前らの言うことは何も信じられない!異端というよりも異教だ!何を言っても信じられない!福音派のことは知らない!WEAなんてものは聞いたことはない!そんなものは知らなくてもカルトはとにかくカルトなんだ!」などという言葉を、涙を流して説明をする谷川氏に向けて、時に机をたたくなどして投げつけ、意味不明な挙動を繰り返した。

そのような挙動を見かねてか、時折、大坂氏が「清水さんそこまで言っちゃいけない、まずは話を聞こう」と清水氏を遮っていた。しかし、清水氏は大坂氏の忠告を一向に聞こうとせず「カルトの言うことのどこが信じられるのか!カルトを信じるというのか!」と繰り返した。



ついに清水氏の旧友の副代表・臼田宣弘氏が我慢しきれなくなり、「清水先生!谷川さんはここまで泣いてまで説明しているのだ!何を言うのか!謝りなさい!」などと血相を変えて怒った。これもまた清水牧師とは旧知の代表・山本隆久牧師も「清水!お前何を言うのか!いい加減にしろ!自分だって統一協会にいたんだろう!そこから脱会するときに、なにも学んでいないのか!」と怒った。書記・溝田悟士も「清水さん、そこまで異端だというのは言うのは、ご自分が統一協会から辞めていないことを意味してるのと同じことだ!」と怒った。これに対して、清水氏は「君たちが何を言おうが、異端やカルトのういうことは信じられない!」を繰り返した。大坂氏からは「清水先生、やめなさい、落ち着こう、清水先生がそんなことを言うのは残念だ」と何度も諭されていた。

大坂太郎氏から、アメン教団からあいのひかり教団への改称の件、および合併の件について、日本基督教団が配布した資料を見ると、やはり休眠教団を買い取ったと解釈されざるを得ない経緯ではないのか、との指摘があった。これについては、「あいのひかり教団」代表の尾形大地氏から、より明確な説明がなされた。尾形氏の説明は概略として次のようなものだった。

「私たちは南部バプテスト系のオリベット大学の卒業生で作っている教会集団だった。出会った時にはすでに『あいのひかり教団』に改称していた。『あいのひかり教団』は元は『アメン教団』でバプテスト系の田中種助師の創始だが、代を経るうちに信者が低迷して、M氏に相談した。M氏はクリスチャンで幼いころから牧師になりたかったが、社会の辛さを学んでからにしなさいと忠告を受け、それに従って結果として行政書士になって成功した人物だ。M氏はこの話を受けて、バプテスト系である『アメン教団』の伝統を絶やしたくないと思い、M氏自身が『アメン教団』の代表を引き受け、その信仰を継承しようとしたようだ。そのような中で、私たちオリベット大学卒業生の牧師集団と出会い、『アメン教団』と同系列のバプテストにも関りのある大学出身者である私たちの熱心さをみて、『アメン教団』の信仰を受け継いでくれると考えてくれたので、正式に合同した。その過程で前後して、東京ソフィア教会などの教会員の一部の人たちも、既に説明があった通り迫害されていたので、私たちの仲間に加わっている。」

大坂氏はこれを聞き、「私たちペンテコステ派も昔は異端として扱われた。迫害を経たために起こった複雑な教団の経緯のようだが、よく聞くとその経緯も分からないことではない。今後はそのあたりをもっと丁寧に説明して行かれるといいでしょう」と、尾形氏に答えていた。

根田祥一氏から「なぜ判で押したような同じように、みな同じことを言う脱会者が、韓国でも、日本でも、アメリカでも、香港でも、世界中から出てくるのか。まさに怪しい証拠ではないか」などという質問があった。これについては谷川氏や再検証連絡会から、「それらのすべての脱会者証言には信ぴょう性がない、いやむしろ疑わしいくらいだという世界各地の検証で明らかになっている。それを受けての救世軍・Y少佐との裁判の判決だったはずではないか」という返答がなされた。
参考:
https://www.christianpost.com/news/olivet-university-sources-in-second-coming-christ-controversy-face-scrutiny-80176/pageall.html
(アメリカのクリスチャンポストの記事・本人の署名入りの資料等も取りそろえられて、疑惑が否定されている。日本の救世軍Y少佐への批判もかなり大きく取り上げられている。)
クリスチャンポストの日本語訳はこちらから:https://sinsochristiantoday.exblog.jp/26954172/

途中で、根田祥一氏のすぐ隣に座っている人物が、終始一貫して根田祥一氏になれなれしくしており、言動・挙動が不審であることを、「再検証連絡会」の代表・山本隆久牧師が指摘した。「ところであなたは誰なのですか?ここではみんな名前を言って発言しています。あなたの名前は何ですか?いくら公開とはいえ、みんな真剣に議論しているのです。名前が言えないなら帰ってください!」と言ったところ、「わたしは皆さんに連れられてここにきただけだ」などと、最後まで自分の名前を言うことはなく、適当な発言を繰り返し、身分を隠し続けた。(注を参照)

最後に、谷川氏は涙を流しながらも終始冷静に答えていたが、「大変な議論で、途中は言い争うところもありました。それにもかかわらず、決して議論を暴力に訴えることなく、この話し合いを終えることが出来ました。神様、ここまでこの議論を守り導いてくださったことを感謝します」と祈って終わった。開始から2時間30分以上が経過していた。

終了後に、あいのひかり教団から、出席者全員に「夕食にどうぞ」と弁当とお茶が配られた。男性の牧師たち女性の信徒たちが一緒になって、「お疲れ様でした。ありがとうございました。お気をつけて」と一人づつに弁当を渡しているのが印象的だった。この弁当やお茶は、本来は「敵対者」であるはずの根田祥一氏に対しても、「異教だ」と叫んでいた清水与志雄氏などに対しても、「漏れる」ことなく「公平」に配られていた。



帰りがけに泣き晴らした同教団関係者たちに「わたしはみなさん方と同じイエスさまを信じていますよ。皆さんのためにお祈りしています」と大坂氏が声をかけていた。

以上の録音録画はあいのひかり教団と清水与志雄氏が行っており、録音は再検証連絡会の臼田氏が持っている。

(注)この「身分を明かさない」不審人物は、匿名掲示板「2ちゃんねる」でクリスチャントゥデイ、および東京ソフィア教会の関係者などに対して、批判的なカキコミを続けていた「救世軍元大尉・坂井能大氏」だったと、『救世軍広報:ときのこえ』の本人写真から判明した。これは帰路に就いた新幹線の中で「再検証連絡会」の書記が「あの人物の『軽さ』は坂井ではないか?」と気が付き、副代表も「あれは坂井である可能性がある」と同意した。しかし、クリスチャントゥデイ矢田氏・内田氏に聞いても、あいのひかり教団の尾形氏・谷川氏に聞いても、まったく確認は取れなかった。匿名掲示板で一方的に書かれているにもかかわらず、また山谷裁判も傍聴のみであったようで、顔を知らなかったようである。むしろ「いろんな人に聞いたのですが、坂井さんとは違う人物だと思います」などという返答すら返って来る始末だった。そこで「再検証連絡会」のメンバーが救世軍関係者に「写真」の照会で確認してみると「坂井に間違いありません」という内示を受けたので、更に確証を得るべく『ときのこえ』第2378号、第2382号、第2396号ほかに掲載されていた救世軍・士官学校時代の写真などで、「東京あいのひかり教会」の説明会での氏名不詳人物が坂井能大氏だった、と明確に確認した。坂井能大氏は「やや日刊カルト新聞」のコメント欄で出席していない第三者のようにふるまっているが、それは間違いである。

(文責:元「再検証連絡会」書記 溝田悟士)

by sinso_christianto | 2018-06-02 22:10 | クリスチャントゥデイ疑惑:資料


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